ドルフィンスイム体験記
さあ、第 3 回目のドルフィンスイムの旅
2002.08.26 (月) 11:15 〜
前日に寝過ぎたからだろうか、1:00 に就寝して 3:00 に起きてしまった。その後も寝付けずゴロゴロしていた。
4:45 カメラを持って甲板に出て、少しずつ近寄り、大きくなってくる御蔵島の写真を撮る。島の上部には今日もあいにく雲がかかっていた。
5:45 御蔵島に到着。やったね。無事到着。これでげんは御蔵島欠航男のお面を献上できるぞ(笑)。
宿のおかみさん、せつさんにご挨拶。今日はまだ前日のお客さんが残っていて部屋に入れないそうだ。仕方なく乗船手続き所で 3 時間待つことになった。3 時間もあるのであれば、ということで、nami ちゃんとスキンダイビングの練習でもしようということに。
水着とラッシュガードに着替え、水中カメラにフィルムを詰めて、1 時間ほどスノーケリング&スキンダイビング。オヤビッチャ、カマスの群れ、ハコフグ、チョウチョウウオ、ニザダイ、キビサゴ、イシガキダイ、ダツ、メジナ、ブダイ等など、たくさんの魚がいた。ぜーんぶ nami ちゃんが識別してくれた。nami ちゃんの魚に対する知識に脱帽!かっこいいなあ。覚えていてくれた nami ちゃんに感謝!途中、マスクがずれて鼻から海水を大量に吸い込んでしまった。少し鼻炎になった。鼻の通りが悪くなり、耳抜きがしにくい。困った。その後 10 m 前後まで潜行したが、顔前面に強い痛みを感じた。これは何だ?
9:00 宿へ。乗船手続き所で知り合った E さんと Y さんと仲良しになった。
11:15 ドルフィンスイムに出る。船頭さんはティピと提携している加藤さん。港を出て島を西回り。海はベタ凪。風も無い。最高のコンディション。今回はウェット スーツを着ないで水着とラッシュ ガードだけで潜ることにした。ボロ沢付近で 8 頭の群れと遭遇。昼寝中なので船上からウォッチング。次に黒崎高尾付近で 10 頭前後の群れ。こちらも移動中なのでウォッチングだけ。川口の滝に移動し、子供連れの 6 頭の群れ。やっとエントリー。写真を数枚撮って少し平行して泳ぐが、あまり遊んでくれない。移動中かな。再度川口の滝付近で今度は子連れの 8 頭の群れ。今回も少しだけ並行して泳いで終わり。元根を回り大三郎根付近で群れを発見してエントリーするが、水中に入った途端、見えなくなる。きっと深く潜って移動してしまったんだろう。回避行動するということは、相手にしたくないということだ。残念だけど仕方ない。イグジット後、島の西側を回り港に戻りながら群れを探すが見つからず。結局あまり遊べずに今回のドルフィンスイムは終了。ちょっと不完全燃焼。残念だ。しかも右側の耳抜きがうまく出来ず、無理に潜ったからだろうか、3 m も潜ると右こめかみ付近のサイナスが猛烈に痛んだ。
潜水病発病
2002.08.26 (月) 15:20 〜
15:20 午後のドルフィンスイム。船頭さんはのぶお兄さん。港を出て西回り。風が少し出てきたか。うねりも 50 cm ほど出てきた。川口の滝付近で連続して 4 回も群れと遭遇。1 回目 8 頭。2 回目 6 頭、3 回目 8 頭、4 回目 15 頭前後。全ての群れが、少しだけ一緒に遊んでくれた。一気に疲れた。イグジットして移動。大三郎根付近で 5 回目、8 頭の群れ。6 回目、南郷付近で 4 頭の群れをウォッチング。7 回目、スバリ根付近で 8 頭の群れ。8 回目、川田の滝付近で 8 頭の群れ。9 回目、障子根付近で 5 頭の群れ。今回は多すぎ!エントリー&イグジットだけでヘトヘト。写真も一杯撮ったし、一緒に泳いだ。遊んでくれた群れは少なかったけど、やっぱり間近でイルカを見ることが出来て大興奮!とても幸せ〜!最終回、船から上がると、nami ちゃんに鼻血が出てると指摘されてビックリ!原因は後で考えよう。
人とイルカが入り乱れて遊び そして緊急離島することに
2002.08.27 (火) 7:00 〜
6:30 朝食。NHK ニュースによると、伊豆諸島の風速は早くないが、波の高さが 4 m。今朝は、湾のある八丈島でさえ船が欠航してしまったらしい。これは明日以降さらに大きくなる見込み。もう一泊する予定だったが、明日帰れなくなる恐れが出てきた。のぶお兄さんやせつさんと相談して、今日の定期貨物便で帰ることにした。とても残念だが、島の人が帰った方が良いというのだから帰るべきだろう。
7:00 早めにドルフィンスイムに出る。船長はのぶお兄さん。島の西側から回る。風は無いが、うねりがすごい。大きい時で 2 m はあっただろうか。川口の滝付近で、何度も違う群れと遭遇。1 回目 15 頭前後。2 回目 20 頭前後。3 回目 4 頭移動中。4 回目 5 頭移動中。そして 5 回目 10 頭の群れ。この群れは好奇心が旺盛な若いイルカの群れで、それはもう遊びまくり!とりあえず写真を撮りまくってフィルム 1 本を撮り切り、あとは遊んだ。2 m ほど潜って待っていると、一頭がクリック音を出しながらげんに近づいてきてくれて、目をじっと見つめてきた。げんも見つめ返し平行して泳ぐ。しばらくしてげんに近づいてきたので、おなかをイルカに見せて泳ぐ。するとぐるっとげんの前に回りこんできた。後ろにそりながらスカーリング (手で水をかくこと) してクルリと回るとさらにイルカが回り込んでくる。さらにスカーリングを繰り返し、始めは左右に回っていたのが次第に上下に回り始め、もう上下左右が分からなくなりながらもクルクルと回り続けた。6 回は回ったと思うが記憶も定かではない。さすがに目が回り呼吸も苦しくなったので水面に出ると、そのイルカは他の人に近づいていった。一回だけ大きく深呼吸してもう一回潜ると、今度はダンスをするように踊りながら泳いでくるイルカ。あわせてげんもふにゃふにゃと泳ぐ。周りはイルカと人が入り乱れ、何がなんだか分からない状態に。す、すごい。これだけ遊んでくれたのは、今までで初めてだと思う。もう体力も限界に近づいてきたころ、イルカたちも飽きてきたのだろう、すぅーっと泳いで行ってしまった。その後の静けさがとても奇妙だった。今のは現実だったのだろうか。信じられない!本当に満腹!というくらいに遊んでくれた。今日、帰らなければならないということを、イルカたちは分かっていてくれたのだろうか。勝手だがそう思うと、とても嬉しく、そしてイルカたちに感謝の気持ちで一杯になった。イルカさんたち、ありがとう!!
9:00 過ぎ、港に到着。宿に戻って装備をさっと水洗いし、シャワーを浴びて着替え。大慌てで帰る準備をして清算を済ませる。
10:00 宿を出て港へ向かう。帰りの船のチケットを払い戻し、定期貨物船のゆり丸のチケットを購入。乗船手続きを済ませる。ゆり丸は、大島まで行く船だ。すとれちあ丸のような大型の客船ではないので、多少のうねりでも御蔵港には着岸できる。
10:45 ゆり丸乗船。自分の荷物を置いて甲板へ。せつさんが手を振っている。ああ、今日で御蔵から帰るのか。急に実感が湧いてきて寂しく思う。
11:15 御蔵港出航。大きくせつさん、御蔵島に手を振る。せつさんは見えなくなるまで手を振り続けてくれた。げんも見えなくなるまで手を振り続けた。また来ますね〜!!
備考
翌日、Web で御蔵島〜東京竹芝間の就航状況をチェックしてみたら、やはり欠航だった。さすが。島の言う人のことは信じるべきだと実感した。
後日、鼻血が出た理由を調べてみた。
「せい子のダイビング 110 番」(ISBN 4-915275-76-0) より要約。
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人間には副鼻腔 (サイナス) と呼ばれる 4 つの空洞が顔の前面にあります。このサイナスは、内耳と同様、管で鼻やのどにつながっており、通常、潜行時の耳抜きでこのサイナスも外圧と等しく調整されます。
しかし風邪や鼻炎などで鼻詰まりを起こしている場合、耳抜きによってサイナスの圧力調整がうまく出来ないときがあります。このまま潜行すると、通常は耳と同じく、サイナスに痛みを感じます。
それを無視して潜行を続けると、サイナス内に血液や浸出液を出して容量を少なくし、なんとかサイナスの圧力を外圧と保とうとします。そして浮上する時に、サイナスの圧力を下げるため、サイナスから鼻へ管を通して血液と浸出液が排出され、鼻血として出てきてしまいます。
一般的にダイビング後に鼻血が出ることがあるのは、このためです。
もっとひどい場合、陸に上がってもサイナスから浸出液などが排出されず、サイナスの圧力が外圧より高い状態になり、ひどい頭痛が続きます。これはある程度 (数分から数時間) で、浸出液が再度吸収されて、痛みもなくなりますが、治らない場合は病院へ GO! ということになります。
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これが鼻血の原因。勉強になった。鼻炎の時や体調の悪い時は無理に深く潜行しないこと!!
今回の費用
| 項目 | 単価 | 数量 | 小計 |
| 船 | 往路 | 東京竹芝〜御蔵島 (伊豆七島クラブ使用) | 6,440 | 1 | 6,440 |
| 復路 | 御蔵島〜大島 | 3,430 | 1 | 3,430 |
| 大島〜熱海(伊豆七島クラブ使用) | 4,500 | 1 | 4,500 |
| 宿代 | 宿 まるい | 8,000 | 1 | 8,000 |
| ドルフィン ウォッチング | 6,500 | 3 | 19,500 |
| 飲み物 | 400 | 1 | 400 |
| 船内毛布 | 100 | 2 | 200 |
| 昼食 | カップラーメン | 190 | 2 | 380 |
| フィルム | KODAK Royal Gold EX 400 | 380 | 4 | 1,520 |
| 同時プリント | 1,260 | 4 | 5,040 |
| 合計 | 49,410 円 |