ドルフィンスイム体験記
お待ちかね! 2 回目のドルフィンスイムの旅
2002.06.28 (金) 8:00 〜
御蔵島へ向かう船の中。5:00 にパチっと目が覚める。不思議なものだね。アラームは 5:30 にセットしていたのに。やはりイルカと会うのが楽しみだからだろうか。カメラを持って甲板へ。初めて御蔵島全体の写真を撮る。天気はあいにくの曇り。島の上側 2/3 は雲に隠れて見えない。風は弱く、波も穏やか。いいね。これなら着岸できそう。
5:50 無事着岸。1 回で渡れたよ!(笑)
今回は宿まるいさんにお世話になる。一番港に近く、料理がとても美味しい。女将さんのせつさんは優しいし、船長ののぶお兄さんは腕が良い。お勧めの宿だ。
6:00 過ぎ。宿に到着。部屋は至誠 (しせい)。四畳半。でもエアコン、テレビつき。快適だ。持ってきたサンドウィッチとヴィダー in ゼリーで朝食。
7:45 ドルフィンスイムの準備を完了し、玄関に集合。今回は新しい水中カメラ ニコノス V の出番。上手く撮れるかなあ。今回は島を東から回る。全部で 6 回エントリーした。うち 1 回は移動中ですぐに通り過ぎて行ってしまった。3 回は 10 頭位の群れに囲まれた。1 回だけ、水深 2 m 位のところで、1 頭のイルカが横にクルクル回って遊んでくれた。やっぱり、た、楽しいよー!シュワッチに教えてもらったんだけど、イルカは追いかけると逃げる。追いかけて無駄な体力を消耗するより、好奇心があるイルカが近くにきてくれるのを待った方が良い。実践してみたらその通りだった。どう頑張ってもイルカには泳ぎで勝てる訳ないし。水中で待っていると意外と遊びに来てくれるものだ。最後の 1 回は群れが遠く、近寄ってくる気配が無いので諦めた。
今回はあまり遊んでくれそうになかったので、代わりにスキンダイビングの練習。結構深い場所だ。でも透明度が高く、底の岩が見える。試しに潜ってみる。な、なんと!最高記録の 9.6 m !!もう少しで 10 m の大台だったね。また次回にでもチャレンジしてみようっと。
今回のダイブでは、先週、早川の海で練習していた成果もあって、焦らずに一つ一つ、動作を実行できた。ジャックナイフ潜行、耳抜き、マスクブロー。的確なタイミングで行なえば耳も痛くないし、マスクの圧迫感もない。的確なタイミングでそれぞれの動作を行なえば、10 m はクリア出来そうな気がする。焦っていないのできちんと呼吸できて酸素もたくさん吸気でき、9 m の深さから上がってくるまでの間、苦しさを感じることはなかった。あとでログデータを確認したら、45 秒も潜っていた。すごいかも!きっと透明度が良いから、恐怖感もあまり感じないのだと思った。恐怖感を感じないのも恐いとも思い、無理はしないように、と自戒した。
平均水温 22.9 度、入水時間 41 分 55 秒、潜水時間 7 分 19 秒、最高深度 9.6 m
1 回目、ウラン根付近。2 〜 5 回目、川口の滝付近。6 回目、南郷付近。
4 回目よりウェイトを 4 kg に変更。潜りやすかった。次回以降も 4 kg にしよう。
全然遊べず、ちょっとがっくり。でも海って良いかも。
2002.06.29 (土) 8:00 〜
8:00 出発。御蔵島を西回り。8 回もエントリーするが、移動中や興味無しといった感じで一度も遊んでもらえず。ちょっとがっくり。最後の 1 回は、げんは群れにも会えなかった。
あとでシュワッチに聞いたら、離れたところで 10 頭位集まって遊んでくれたらしい。くやし〜!!
でもその代わり、スキンダイビングの練習をした。最高深度 11.5 m を達成!やったね。10 m 突破だよ!!
それから、大きな 50 cm 位のカメを見た。小さな魚の大量な群れも。海って色んな生物がいて、みんなキレイだな。
これまではゆっくりと海を観察することは無かったけど、今回は良い機会だった。海の楽しさを少しだけ分かった気がする。
宿に戻って先にシャワーを浴び、装備を洗って吊るす。ここでとてもショッキングなことに気が付く。ニコノスのフィルム感度設定を間違っていた!使用フィルムは ISO 400 なのに、感度を 100 に設定して撮影していた。ということは 2 段オーバーで撮影されていることになる。しかも 100 ではブレてしまって写真になっていないと思う。あいたたた・・・(涙)
平均水温 24.3 度、入水時間 31 分 30 秒、潜水時間 8 分 07 秒、最高深度 11.5 m
トビウオ、赤ちゃんイルカ、カジキマグロに感動。
2002.06.29 (土) 14:00 〜
14:00 今回も西回りで、7 回エントリー。港を出た途端、たくさんのトビウオの群れ。トビウオって本当に飛ぶんだね!しかも 100 m 以上は軽く飛んでるよー!ビックリ!それを餌にするたくさんのイルカも集まっていた。トビウオが着水する瞬間にイルカがくわえる瞬間を見ることが出来た。ラッキー!エントリーもしたけれど、イルカはトビウオに夢中。全然遊んでもらえず。うむぅ。やはり食欲には勝てず、か。
移動して元根付近。でメスの群れに会う。赤ちゃん連れ。のぶお兄さんによると、「マエカケ」 というイルカの赤ちゃんで、生後 2 週間位らしい。小さくて白くて可愛かった!3 回目にして遊んでもらえるイルカに出会う。目を合わせながら、左右にぐるぐる回る。げんがスクリューのように一回転したら、イルカも真似してくれた。うれしいよ〜。息が続かず、水面に上がって深呼吸している間に、そのイルカは行ってしまった。残念。もう少し遊びたかったなあ。イルカみたいに、一回の深呼吸ですぐに潜れば良かったな。4、5、6 回目は、3 回目の群れに加え、別のメスの群れ。2.5 m はあるイルカを中心に、20 頭くらいに囲まれた。コスコス行動 (とのぶお兄さんは言っていた) を初めて見た。2 頭並んで泳ぎ、1 頭が胸ビレでもう 1 頭の生殖器をかいていた。不思議。この群れの写真を撮りまくり、あっという間に 36 枚を撮り切った。
大体 5 m くらいはコンスタントに潜れるようになってきた。やっと初心者スキンダイバーの仲間入りかな。
そろそろ終わりというころ、のぶおにいさんが 「カツオドリ (通称。正式名称はオオミズナギドリ) を見よう」 と言い、船を沖に出してくれた。たくさんのカツオドリが空を舞い、餌の魚を狙っていた。海でバード ウォッチングもまた良いねー。
16:00 港に戻ると、2 m 以上はあろうかというカジキマグロが釣り上げられていた。スゴイでっかい。カジキは力が強く、釣り糸を切ってしまい、なかなか吊れないらしい。良いものを見せていただいた。
平均水温 24.0 度、入水時間 29 分 50 秒、潜水時間 4 分 46 秒、最高深度 8.5 m
たくさん遊んでお腹一杯!でもまた来るからね!
2002.06.30 (日) 8:30 〜
6:00 の目覚ましでパッチリと目が覚めた。うぅ。体中が筋肉痛だあ。やっぱり 1 日 2 本ってキツイねー。
8:30 出発。今日は風は弱いが波が高い。1.5 m 位の高いうねり。東回り。港を出てすぐに数頭の群れに遭遇。しかしすぐに深く潜っていってしまい、相手にしてくれない。移動して川口の滝付近で 7 頭の群れ。しかし寝ているらしく、ゆらーりゆらーりと泳いでそのまま行ってしまう。ぐるりと回って元根で 10 頭位のメスの群れ。赤ちゃん連れだ。突っ込んでいくと赤ちゃんを守ろうと逃げてしまうので遠くから観察。可愛いなあ。
4 回目、10 頭前後の群れにあう。シュワッチが追いかけていったのでげんも追う。が、追いつかず。諦めて船に戻ろうとしたら、別の群れが背後からやってきた。少しだけ並行して泳いでくれた。さらに移動してヌムリ根でまた 10 頭の群れ。ちょっとだけ左右に回って遊んでくれた。やっとだよー。嬉しいなあ。
6 回目、のぶお兄さんに 「最後だよー」 と言われ、気合を入れてエントリー。さっきの群れかな。またスーっと行ってしまう。これで終わりかな、と思いながら船に上がると、シュワッチだけいない。奥さんのまぶたが慌てる。「亡くなったら困る!どこ?ドコ!?」 高いうねりの中、40 〜 50 m 先にスノーケルとイルカの背びれが見える。一人で遊んでいるらしい。船を近くに寄せると、「今、下にいるよ!」とシュワッチが教えてくれた。のぶお兄さんに OK をもらい、すかさずエントリー。3 頭のイルカが見えた。そのうち一頭を追いかけると、クルクルと回り始めた。一緒に回りながら写真を撮りまくる。フィルムを撮りきった後は一緒に泳ぐ。苦しくなり水面に出てスノーケル クリアし、1 回の深呼吸ですぐに潜る。最後の最後でたくさん遊んでくれたー! 7 回のエントリーで 1 回だけ。数は少なかったけど充分堪能した。写真もいっぱい撮ったしね。
それから、シュワッチやまぶたの華麗なるスキンダイビング テクニックを拝見させていただいた。一例をあげると、まずイルカの群れがどっちからやってくるか、360 度見回して確認する。イルカの群れを発見したら、ジャックナイフ潜行。しかしこのままだとイルカを見ないで潜ることになってしまうので、体が全て水中に入ったところで体を反転させ、イルカの位置を確認しながら 5 m 位まで潜る。ちょうどそのタイミングでイルカの群れがやってきていてイルカと遊べる、というわけだ。素晴らしい。次回は真似してみよう。
げんは以前、乗り物酔いし易い体質だったんだけど、酔い止めが効いているのか全く酔わなくなった。不思議。
平均水温 24.8 度、入水時間 23 分 00 秒、潜水時間 6 分 37 秒、最高深度 9.7 m
1 回目、港付近。2 回目、川口の滝付近。3 回目、元根付近。4、5 回目、黒崎付近。6、7 回目、ウラン根付近。
10:40 宿。さて、帰る準備だ。装備は簡単に水洗いして吊るし、シャワー。急いで着替えて、持ってきたごみ袋に装備を入れ (水漏れ防止ね)、荷造りする。
11:15 港へ。乗船手続きを済ませ、海を眺める。お昼になって、波も凪ぎいてきた。風も無い。これで潜ったら、楽しく遊べそうだなあ。この分なら船は着くだろうな。予定通り帰れることが嬉しい反面、欠航しないかな?と期待したり。ちょっと複雑な気持ち。海風がゆったりと体にまとわりつく。ぼーっとする。気持ち良いなあ。
12:40 船が見えてきた。サルビア丸。カトレア丸よりも推進力が強いらしく、比較的、着岸率が高いらしい。今日も一回で着岸成功。正直、ちょっとだけがっくり(笑)。
13:10 乗船。帰りは二等座席。とりあえず荷物を自席に置いて、後部甲板に行く。見送ってくれた女将さんのせつさんに大きくてを振る。また来るからねー!!
こうして 2 回目のドルフィンスイムの旅は終わった。充実感と寂しい気持ちが半分半分。
でもまた来るから。もっと上達してまた来るからね。待っててね!イルカさん達!!