うつ病日記
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2001.11.12 (月) 最悪
最低、最悪の気分。超具合悪し。
ベッドから出ることも出来ず。気がついたら 16:00。
またしても無断欠勤。
何度繰り返しても、このイヤな気持ちは変わらない。
仕方ないよ、と自分に言い聞かせるも、焦燥と虚無の波は止まらない。
夜。また三回分の坑うつ剤と睡眠薬を飲み、寝る。
まぶたのけいれんは、目をつむると気にならなくなることに気がついた。
2001.11.13 (火) 最悪続く
なぜ、こんなに具合が悪くなっているのかを考えていた。
本当なら先週で全てカタがつき、すっきりとした気分で毎日を過ごしているはず、だった。
しかし期限が一ヶ月延びた。11/6 までを、あと一ヶ月、あと一週間、あと一日。
そうやって毎日を過ごしてきたのに、当日になって一ヵ月後に延期、と宣告された。
これまでの我慢を持っていく場が無い。結局、自分にぶつけている。
ただでさえ、薬でぎりぎりのところで持ちこたえていたのに、
そこにどでかいストレートのパンチをもらったようなもの。
立っていられるはずがない。
昼過ぎ。会社へ休みますメールを送る。連絡は遅くなったけど、無断欠勤は一応、免れた。
午後、友達が来てくれた。
その友達は ADSL を導入するらしく、必要になる LAN カードとイーサネット ケーブルを一緒に買いに行く。
なにかやることがあると、それだけで気持ちを前向きに持っていける場合がある。
シャワーは浴びたが、無精ひげ。あまり格好は良くないが気にならない。
今日は、計 5 回、坑うつ剤を飲んだ。かなりの量。
今日は無理やり外に出たが、明日はどうなることやら。
2001.11.14 (水) All night...
完全徹夜。またも一睡もできず。参ったなあ。
でも今日こそは休まずに行かないと、もうそろそろ本格的に、会社に居場所がなくなってしまう。
体にムチを打って、眠気覚ましの薬を飲んで、会社に行った。
午前中は何とかサクサク仕事をこなした。
午後はキツかったよ。眠いしだるいし。なんだか体調も良くないな、と感じ始めていた。
しかし今日は英会話がある日。何とか 18:00 まで仕事をして、会社を出る。
ちょっと早く最寄駅に着いたので、自販機で缶コーヒーを買い、近くの公園で一服する。
英会話も 2 回目。まだまだ慣れない。かなり緊張している。
時間を合わせ、10 分前に教室に入る。
ここで英会話教室の紹介。先生は Yoko(ヨウコ)先生。もちろん女性。日本人。
いきなりネイティブだと、外人恐怖症のげんにはキツイので嬉しい。
1 クラスは、2 人から 4 人。小規模なのでアットホームな感じで進んでいく。
通常は 2 人なんだけど、今回は他の曜日からの振り替えの生徒さんが 2 人来たので 4 人だったけど、
特に意識しないで済んだ。
正直言って、内容は中学生の低学年レベル。
しかし、中学 1 年生の 1 学期に英語クラスから脱落したげんにとってはちょうど良い感じ。
ハッキリいって英会話は楽しい!
先週の日記にも書いたけど、脳内の言語中枢のニューロンがシナプスによって次々とつながれる。
英語って、こんなにも楽しいものなのだと、本当にビックリしている。
中学、高校の時の英語なんて、無駄も無駄。だったら、英会話教室に通いたかったくらいだ。
まあ、金額的にも安くは無いので、会社負担でなかったら自分で通うことはできなかったけれどね。
さて帰ろう、と思ったときに、何かの異変に気がついた。
足元がふらつく。熱は無いみたいだ。セキが止まらない。のどが苦しい。ちょっと扁桃腺が腫れている。
素人診断は危険だが、確かに体調が崩れている。単なる風邪か、気管支炎か、肺炎か、結核か。
結核以外はどれも経験しているので、なんとなく分かる。風邪ではない。肺炎のような乾いたセキではない。
熱も微熱が続いている。これは気管支炎だな。明日、朝一番で病院に行こうかな。
帰宅後、セキがますますひどくなる。セキがでて眠れない。背中がゾクゾクして寒い。
冬用の毛布を出して、包まって眠る...。
思い返せば、完全徹夜して仕事をして英会話に行って、なんてことしたら、体は参っちゃうよなあ。
2001.11.15 (木) 気管支炎
7:00。息苦しさに目を覚ます。
二度寝をしようと思ったが、どうにも呼吸が苦しいので寝付けない。これはやっぱり病院に行こう。
会社に接続して、「病院に行くので出社は 11:00 を過ぎます。」 とメールを打つ。
母親の勤務している最寄の国立病院に電話をして、受付開始時間を聞く。
以前、皮膚科でお世話になったことがあったのだが、診察券を紛失した。
シャワーを浴びて身支度をし、保険証を持って駅に向かう。
10 分ほどタクシーを待って、行き先を告げる。
タクシーの運転手も大変だそうだ。24 時間勤務して、24 時間の休み。これを三回繰り返して、お休みになる。
転職組みの運転手さんが言うには、以前のホワイト カラーの時は眠れない時があったが、
その時と比べて体を酷使するので、帰ったら熟睡できて健康的になったそうだ。
眠れないよりは、良質の睡眠。やっぱり健康にはこれが大事なんだな。
程なくして病院に到着。しばらく待って、受付の開始。さらにしばらく待って、診察。
と思ったら、先生は 「診察もしないで申し訳無いが、レントゲンと採血をして下さい。」 だって。
ここで初めて気がついた。もしかして、肺炭疽?日本患者第一号になってしまうのか?
確かに外資系の会社に勤めているし、狙われる可能性も高い。もしかして、もしかして!
採血、レントゲンを終わり、内科の前で待っていると、すぐに呼ばれた。
レントゲンには異常無し。血液検査は、白血球が増加している。つまり細菌に犯されていると。
のどの腫れや、胸の音を聞いた結果、気管支炎と診断された。ほっとしたよ...。
抗生物質、炎症を抑える薬、タンのキレをよくする薬の 3 種類を頂きました。
また薬が増えてしまった...。
その後、薬を飲んでだいぶセキが治まったので、会社に行くことにした。
午後から仕事。しばらくして緊急の仕事が入ってきた。なんと、明日の朝までに結果を報告しなければいけない!
たしかこの仕事、誰かやらない?ってメールが入ったときに、「自分がやります!」 と手を上げた記憶がある。
その後、ほったらかしにしてしまっていた。とっても反省。おかげで自分の首はしまるし、
上司には迷惑をかけるし、週明けにお客様に説明する他部署の方にも迷惑を掛けることになる。
あせったー。なんせテスト環境がないから、その構築から始める。二時間が経過。
でも、体調はだんだん悪くなってくる。あー、だめ。帰ります。明日やりますー。
帰ってきてパソコンを立ち上げると、最近みかけないので心配していた人を見かける。
さりげなく声をかけると、かなり色々と状況が変化していたらしく、話を聞いた。
途中、ツラくて目が回ったりしたしたけれど、何とか最後まで話を聞くことができた。
げんは何もしてあげることができないけれど、本人は 「何とかなるさ。」 と楽観的。
いいなあ。うらやましいな。
寝る前。昨日よりは体調はマシだが、やはり呼吸が苦しい。
マスクをして寝るとのどに良いと聞いたので実践してみる。
でも、かえって呼吸が苦しくて眠れなかった。マスクを外した後の記憶が無い。
マスクをして眠るのは合わないようだ。
2001.11.16 (金) 引越し
今日は、11 月の組織編成に合わせてブースの引越しをする日。
げんは荷物が少ないので引越しは楽なほうだ。
他の皆さんの引越しの手伝いをしながら、自分の引越しを準備していく。
サクッと自分の引越しを終えてからが大仕事。
げんはグループの共有サーバの管理人になった。
引越しを機会に、ハードウェアのアップ グレードを考えていた。
今まできちんと考えられてなかった、フォールト トレランス(耐障害性)を向上させること。
つまり、ハード ディスクを二重化(丸ごとコピー)して、どちらかのハード ディスクが故障した時にも、
データの損失を防ぐということだ。
まず本体を明けて、不必要なパーツを取り外す。
それから今回導入するパーツをセッティングし、動作確認を行なう。
ついでに、余っていたメモリを増設もしておいた。
その後、OS のセットアップ。システムのセキュリティ ホールをふさぐ為のパッチプログラムをいくつか適用する。
そして、ウィルス対策ソフトをインストールする。が、ここで問題発生。詳細は書けないけど。
しばらく何とか成らんかと試行錯誤をするが、結局解決できず。
あぁ、今日中に終わらせたかったのに...。
まあ仕方がないかな。今日は頑張ったよ。自分を褒めてあげようよ。
21:00。飲み会に誘われていたので、だいぶ遅れてお店に向かう。
皆さんかなりご機嫌なようで。楽しく飲ませて頂きました。
久し振りのビール、おいしかったです。
ちょっと飲みすぎて、眠くなりながらも、何とか自宅に辿り着く。
メールだけチェックして、バタン キュー。
ただ、睡眠薬は忘れずに。ちょっと量を調節して一飲み。
おやすみなさい...。
2001.11.17 (土) ムーラン ルージュ
お昼。電話で起こされた。
何を話したか記憶が無い。ただ、2 回目の電話で怒られたことは覚えている。
友達と、ずーっと見たいと思っていた映画、「ムーラン ルージュ」 を見に行く約束をした。
時間は 15:30 開演。あわてて身支度をして家を出る。
たまたま同じ電車に乗っていたので、携帯で連絡を取り合い合流。
チケットを取り、近くの喫茶店でモカとチョコレート ケーキを頼む。モカ、おいしかったー。
そして待望の映画。
良かったよ。ツボにハマリました。バズ・ラーマン監督。主演はニコール・キッドマンとユアン・マクレガー。
イントロの古めかしい CG と実写の組み合わせと、この監督独特の映像表現にぐいぐいと引き込まれる。
全編を通して、歌でストーリーを展開していく。映像と歌と音楽が、絶妙のバランスでミックスされている。
思わず息を呑んでしまうような、幻想的で美しい映像がたくさん織り込まれている。
ミュージカル?それともオペラ?そんな疑問がふと沸くが、それすらを超えた、総合的なエンターテインメントだ。
時々、自分は映画を見ているんだ、と現実に引き戻されたが、これは監督の意思なのだそうだ。
それでも、映画の中の主人公たちに、どんどんと感情移入してしまう。
この映画はストレートの直球勝負。げんはこの手の映画に弱い。
ラストはとても悲しい結末だ。またもや涙が止まらず。思わず嗚咽してしまいそうなほど泣いた。
美人薄命。やはりニコール・キッドマンはとても美しかった。鼻が好き。
ユアン・マクレガーは、美しい声で愛を歌い上げていた。かっこ良すぎるよ。
今、ムーラン ルージュのサントラを聞きながら、4 日分の日記を書いている。
映画の設定は 1900 年だが、音楽はとても現代的。聞いていてとても刺激的だ。
アジアの匂いを漂わせながら、オペラ、タンゴ、テクノなどが収められている。
どれもとても素晴らしい。気に入った。しばらく聞くことになりそうだ。
この映画、げん的にはかなりお勧めです。(もちろん好みはあるとは思うけど)
もし時間があれば見に行ってみて下さい。新しい映画の形を知ることになると思う。
映画から無断引用。とても気に入った言葉です。
「The greatest thing you'll ever learn is just to love ...And be loved in return.」
(人がこの世で知る最高の幸せ。それは誰かを愛し、そして、その人から愛されること。)
2001.11.18 (日) 寝て過ごす
今日は朝からだるい。
昨日、映画で泣きすぎたからかなぁ。
洗濯とか、「あるばむ」 の更新とか、やることはたくさんあるのに。
薬を飲むが...だめ。
寝て過ごすことにした。
夜、起きる。勿体無い過ごし方だった。ちょっと反省。
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