うつ病とはどんな病気?

このページでは うつ病について と題して、うつ病に関する様々な情報を収集しまとめました。 情報源のほとんどが Web や参考書籍です。一部誤解を招く文章があったり、誤りがあるかもしれません。 そういった文章を見つけたら、左のメニューにある げんにメールする からご連絡いただければ幸いです。 このページによって、うつ病に対する認識が深まることを期待しています。

うつ状態とは?

人間は環境の変化によってストレスを感じます。

  • 愛する人や親類などとの離別や死別
  • 結婚、引越し、転勤、昇進や進級などによる環境の変化
  • 日頃の人間関係のトラブル
  • 出産直後から数ヵ月間、ブルーな気分が続く (産後うつ病)
  • 秋から冬にかけて体調を崩し、春になると治る (冬季うつ病)
  • その他、悲しいことや苦しいこと、悩み

離別や死別などの悲しい出来事は当然ですが、結婚や昇進、進級など、良い方向への環境の変化でも、人間の心にはストレスとなります。

こういったプラス方向やマイナス方向のストレスを乗り越えることができれば、一時期落ち込んでいただけで、そのような状態を うつ状態 といいます。

これらのことは、人生の中で誰もが一度は経験するものです。つまり うつ状態 とは 誰でもかかる 可能性のあるごくありふれた症状です。

人によって感受性が違い、場合によっては同時に複数のストレスに襲われることもあります。心が落ち込んだままになってしまい、この状態が長く続いた場合、様々な身体的・精神的症状が現れてきます。期間は明確に定義されていませんが、2 週間以上続いた場合、うつ病 と診断されることが多いようです。

うつ病とはどんな病気?

うつ病はよく 心の風邪 と例えられます。体がウィルスなどに感染して風邪をひくように、心もストレスなどの原因で風邪をひいてしまうのです。そのように例えるほど、うつ病は身近な病気であると言う意味であって、一度かかってしまうと風邪のようにはすぐに治りません。

でも、うつ病は必ず治る病気です。

完全に治るまでに時間はかかることもありますが、早ければ 3 ヶ月、長くても数年で治る方がほとんどであると言われています。何ごとに対しても前向きになることが出来ず、精神的にかなり辛い状況に追い込まれますが、諦めないで前を向いて生きていきましょう。経過は地味かも知れませんが、少しずつ前進してることを実感できる日が必ず来ます。それまでは天がくれたお休み期間だと思ってゆっくり休みましょう。

うつ病は、医学上は 気分障害 という病気に分類されています。なんだ、気分が悪くなるだけか、と思われてしまうかも知れませんが、れっきとした病気です。人によっては時間の経過とともに自然治癒してしまうこともあります。しかし、うつ病にかかった人の大半は、投薬や療養といった方法によって治療する必要があります。

うつ病の症状のうち身体的な症状のみが現れる場合があります。うつ病であるにも関わらず精神的な症状が出ないため 仮面うつ病 と呼びます。一般的にうつ状態では全ての欲求が低下し食欲も減少しますが、仮面うつ病の場合には過食等の特殊な症状が現れる場合があります。

ある国際的な調査では、全人口のうち 3 〜 5 %の人がうつ病にかかっているといわれています。また別の調査では、人生のうちに一度でもうつ病にかかったことのある人は 25% にものぼります。

風邪は早めに風邪薬を飲めば、早く治ります。放っておくと悪くなり、気管支炎や肺炎などの病気になってしまいます。うつ病も同じで、早期に発見し治療を始めれば早く治ります。しかし症状が悪くなると、寛解 (※) するまでに数年かかってしまうことも少なくありません。早期発見と早期治療開始が早期寛解につながります。

※ 寛解 (かんかい) : 心の病気は、骨折などのような怪我と違い、治った後に再発することがしばしばあります。そのため治った状態を 完治 と言わず、寛解と言います。

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